【※ 当記事は2020年10月27日時点の情報です】
ペイヴメント(@pavement1234)です。
伝説のゲームMetal Slader Gloryをオープニングからエンディングまでフル収録しました。
- 著作者の許可なくインターネットを通じてゲームをダウンロードすることは、法律で禁止されています。
- このページは違法行為を助長するものではありません。
- 古いゲームなので時効かなと思い、色々ネタバレしてますので未プレイの方はご注意ください。
Metal Slader Gloryってどういうゲーム?
Metal Slader Gloryは1991年8月30日にHAL研究所から発売されたコマンド選択式アドベンチャーゲームです。
開発はHAL研究所、ディレクター・デザイナー・シナリオはイラストレーターの☆よしみる氏、プログラミングは向井忠氏。
ファミコン唯一の8Mbit(1Mbyte)ロムを搭載していて、データ量が半端ありません。
1つ1つのシーンのグラフィックがやたらと凝っていて、パッと見ファミコンゲームと思う人は少ない気がします。
主人公の日向 忠(ひむかい ただし)が作業用に買ったメタルスレイダー(人型ロボット)に乗り込むと『創造主を探せ 地球は危機に瀕している』という謎のメッセージが流れた。
忠、妹のあずさ、ガールフレンドのエリナはその謎を解くために売り主のゲンの店に向かう。
こんな感じで始まり、基本的に忠・あずさ・エリナの3人で行動します。
忠はエリナというガールフレンド(彼女ではない)が居ながら、気安く女の子に話かける諸星あたるのような性格。ちょっとダサいファッションも良い味出てて、古き良き80年代を感じさせます。
宇宙ステーション、居住区(スペースコロニー)で情報収集しながらストーリーが進みます。なんだかガンダムの世界に入り込んだ感じで楽しいです。
聞き込みの結果、忠が購入したメタルスレイダーはグローリーという特殊な機体でありグローリーのパイロットはなんと、8年前に戦死した忠とあずさの父、日向 政忠(ひむかい まさただ)であることが分かります。
そして、8年前の戦争はある居住区が中央政府に自治を要求した独立戦争と聞いていましたが実はエイリアンからの侵略戦争であり、人間に化けたエイリアンが少しずつ増えているという衝撃の事実を知ります。
まるでスナッチャーみたいなシリアス展開、最初の能天気な雰囲気はどこへやら…。
ネタバレはこのあたりで止めておき、続きは動画をご覧ください。
最後の戦闘シーンで苦戦して長時間になったのもあり。アクションゲームが得意な人はもう少し早くクリアできると思います。
HAL研究所と故・岩田聡さんのこと
HAL研究所は後の任天堂社長となる故・岩田聡さんが代表を務めていた会社で、星のカービィ、Mother2などが有名です。
岩田さんは55歳という若さで亡くなりましたが、とても人柄が良く、優秀なプログラマーで、会社のピンチを救った社長でした。
糸井重里氏の書いた「岩田聡はこんなことを話していた」という本に、エピソードが紹介されてますので、興味ある方は見てみてください。
Metal Slader Gloryは高値で取引されている
Metal Slader Gloryは1991年に発売されましたが、1年前(1990年)にスーパーファミコンが発売されていたのもあり生産数が少なく、あまり流通していないためプレミアがついています。
箱・取説がついてると27000~41000円ぐらい。本体のみだと8000円~15000円ぐらいが相場。タマ数こそ少ないものの、ヤフオクとかメルカリで出品されてますので買えないことはありません。ちなみに私は購入を決心するまでに半年ぐらいかかりました(高いのでw)。
どのみちエミュレータでプレイするので箱・取説は不要。ROMが正常に吸い出せるならカセットが多少汚れててもOKということで底値を狙っていましたが、ヤフオク、メルカリに出品されるのはどれも10000円超えていて予算オーバー。中古レトロゲームの品ぞろえが豊富な駿河屋で8000円(底値)の商品を見つけ、ようやくゲット。
一方、スーパーファミコンとWiiでリメイク版が発売されています。
スーパーファミコン版はMetal Slader Glory DC(ディレクターズカット)として2000年に発売。価格は10000~60000円ぐらい。
Wii版(ソフト)は2007年に発売。中古価格は不明。Wii U版(バーチャルコンソール)は2015年に配信。600円です(他と比べると超安い)。
まとめ
Metal Slader Glory、いかがだったでしょうか?
また古き良きファミコンソフトを見つけたらご紹介します。