ノウハウ

FCダンパー(New FC Dumper)でファミコン用ROMを吸い出す方法とエラー対策

【※ 当記事は2020年1月12日時点の情報です】

ペイヴメント(@pavement1234)です。

ゲーム好きの若者
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ファミコンROMを10本吸い出したんだけど、エラーが出てゲームできないことがある

こんな悩みを解決します。

  • 著作者の許可なくインターネットを通じてゲームをダウンロードすることは、法律で禁止されています。
  • このページは違法行為を助長するものではありません。

エラー対策できたROM

・メトロクロス、スカイキッド、ワルキューレの冒険。【対処法】マッパー4で認識されるがマッパー88で読み出しをしてマッパー4に戻す。

・ギャラクシアン。【対処法】CHRが0で認識されるが8KBにする。

・8bit MUSIC POWER FINAL。【対処法】データベースに登録されていないので所定の値(後述)を自分で入力してダンプする。

New FC Dumper(FCダンパー)の使い方

エミュレータを合法的に楽しむ方法という記事でもご紹介しましたが、New FC Dumper(FCダンパー)でファミコンROMを吸い出しています。

①ソフトとマニュアルをダウンロード

New FC Dumperを買ったら最初にこのページを開きます。

≫- Retro Dumper Download – 

New FCダンパーFC/NES)をクリックしてマニュアルとクライアントソフトウェアをダウンロードします。

もし以降の手順で動作が上手くいかないときは【重要】正常に動作しない場合の確認事項を読むことで解決できるかもしれません。例えば、USBハブを使わない、ファイルパスは英数、Windows10の場合、Windows Defenderを停止させる、など。

②ダンパーにファミコンカセットを挿してPCにつなぐ

New FC Dumper(FCダンパー)にファミコンカセットを挿しこみ、USB経由でパソコンに接続します。

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バンダイナムコゲームス

③ROMを吸い出す

クライアントソフトを起動すると、こんな画面が表示されますのでInfoをクリックします。

カセットの中身(ギャラガ)が正しく読みだされました。Dumpをクリックしてファイル出力します。

無事ファイルが読みだされ、Success!と表示されました(一瞬で終わります)。

④ROMの妥当性チェック

ROMを吸い出したら、念のためROM Checkerでデータの正当性を確認しておくと良いです。

≫ROM Checker

ROM CheckerでデータベースのCRCと一致しましたと表示されればOKです。

⑤エミュレータで動かしてみる

エミュレータはVirtualNESを選びました。ここからダウンロードします。

≫VirtuaNES

先ほどDumpしたROMをVirtualNESに読み込ませると、無事ギャラガが起動しました。

メルカリで合計24本のファミコンカセットを購入。すべてROMの読み出しを行いました。

ゲーム好きの若者
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すごい簡単ですね!

メトロクロス、スカイキッド、ワルキューレの冒険の3本はマッパー88で読み込む必要がある

メトロクロスのROMはマッパー(MMC TYPE)4で認識されますので、Dumpしてみました。

ROM Checkerで確認したところ、データベースのCRCと不一致(未登録)ですと表示されました。うーん…。

VirtualNESで試しに読み込んだところ、未定義命令を実行しましたというエラー発生。やっぱりダメか。困りました…。

レトロダンパーサポートページ(掲示板)を開き、メトロクロスで検索したところ同様の現象にハマってる人がいました。どうもマッパー(MMC TYPE)を4から88に変えてから吸い出す必要があるとのこと。

≫レトロダンパーサポートページ(掲示板)

マッパーを88にしてダンプ。試しにROM Checkerで読み込んだところ今度はOKでした。

無事メトロクロスの読み込みに成功しました。

メトロクロス、スカイキッド、ワルキューレの冒険の3本は、同じ方法で読み込みに成功しました。

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ギャラクシアンはCHRを8KBにする必要があった

Infoを押すとCHR SIZEが0。このまま吸い出したところエラーになったので、8Kにしました。

Dumpを押して吸い出し。吸い出したROMをROM CheckerにかけたところOK。無事、ギャラクシアンの吸い出しに成功しました。

8bit MUSIC POWER FINALの吸い出し

8bit MUSIC POWER FINALというソフトを買いました。ファミコンソフトですがゲームではなく18曲入りの音楽アルバムなのです。

≫8ビット音楽アルバム作品「8BIT MUSIC POWER FINAL」開発

ダメ元でROMを吸い出そうとしたところ、Cartridge Information is not in built-in database. Try manual-setting and dump. Debug information: 3b68d006と出ました。何回か挿し直したものの毎回同じエラーメッセージが出るので、挿し方が違ってるという感じではありません。

試しにそのままダンプしてみましたが起動しないROMが出来るだけでした。

ツイッターで8bit Music Power Finalを調べていたら、こんな投稿を発見。

ツイッターの通りに入力してダンプしたところ…。

Mapper 4
PRG ROM 512KB
MIRROR H
4 SCREEN No
VS-Unisystem No
PRG CRC 731B19A6
CHR CRC EBC69C26
CHR ROM 256KB
S-RAM NO
TRAINER NO
ALL CRC 5CCD20C9

無事、起動できました。

ちなみに公式ページの関係者がUPしたと思われる動画はコチラ。

おまけ:ファミコンのシステム(NES)について

ファミコンのシステム(NES)について色々調べているページを見つけました。

詳細は割愛しますがメモリマップやグラフィックアーキテクチャなど、興味深い内容が紹介されています。ファミコンのCPUはリコー製 8bit 6502カスタム 1.79MHzとのこと。クロスコンパイラが入手可能なので、エミュレータで動く自作ROM(Hello Word)が自作できるみたいです。いつかやってみたい。

≫NES研究室

まとめ

FCダンパー(New FC Dumper)を使ったファミコンカセットのROM吸い出しノウハウをご紹介しました。

読み込みが失敗したときはゲームタイトル、ROM、吸い出し、あたりで検索すると対処法が見つかることがあるため、諦める必要はありません。

吸い出しがうまく行くとパズルが解けたときのような快感が得られますよ。

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ペイヴメント
ペイヴメントのファミコン研究室(当ブログ)ではファミコンを中心とした名作レトロゲーム紹介、合法的にエミュレータで遊ぶためのROM吸い出しノウハウなどを発信しています。